内務省について

内務省

   内務省(Ministry of Internal Affairs : MoIA , IA)は日本の行政機関のひとつ。 行政、防諜、テロリズムの防止、国境の警備・管理、出入国管理と税関業務、防災・災害対策、公務員、地方自治、選挙・政治資金、その他国家の基本をなす諸制度を所管する。

 戦前の総務省の後身にあたり、戦時中の自由国民党内政部や同党内保局を母体とする。組織としての基盤は総務省のものを引き継いでいるが通信・郵便に関する業務は情報通信省に分化され、逆に国土交通省から海上保安庁を、法務省から公安調査庁と出入国在留管理庁を編入している。

 所管する業務が非常に多岐にわたり、国防省と並び日本の行政機関の中では最大の規模となっている。

内務情報庁

 内務情報庁(Internal Affairs Intelligence Agency : IAIA、内情)は日本の内務省の外局のひとつ。日本国内の治安維持と防諜に責任を有する情報機関であり、警察権も有している。所在地は内務省第二庁舎一号棟。

・公安局

特にテロリズムや大規模犯罪の捜査を担当する。戦前の公安調査庁の後身にあたる。

必要に応じて一般における刑事事件も捜査するが、基本的には一般における刑事事件は国家公安省が所管する警察庁・警視庁の管轄となり、公安局は前述の通り特にテロリズムや大規模犯罪、国家の安全保障に関連した事件を捜査する。

・内事局

国内の反政府勢力や武装勢力などによる中央省庁への情報収集活動の摘発と防止を担当する。

・外事局

国外の組織や他国による情報収集活動の摘発と防止、監視を担当する。

国土安全保障庁

 国土安全保障庁(Homeland Security Agency : HSA、国安)は日本の内務省の外局のひとつ。日本国内のテロ対策と対応及び税関と国境警備に責任を有する。準軍事組織である国内軍と警察権を持つ国境警備隊を所管する。所在地は内務省第二庁舎二号棟。

・国内軍運用局

準軍事組織である国内軍の運用管理と統制を行っている。

・国内軍

日本国内での活動を目的とした軍事組織。公共秩序の維持、重要施設の警備などを任務とする。

活動範囲は日本国内に限定されるものの、特殊作戦を中心に純粋な軍事作戦を任務とした組織であり、構成員の身分は軍人である。

現役軍人は約4万8000人、予備役として約4000人が存在する。

・国境警備局

税関や国境警備を担当する国土安全保障庁の内局のひとつ。空港や港湾、国境検問所における税関業務と国境警備隊の運用管理を行う。 

・国境警備隊

空港、港湾、国境検問所、満州特別区における国境線の警備を担当しており、国境線においては北はユーラシア連邦、南は中華民主連合国及び朝鮮半島、西はモンゴル=ユーラシア人民共和国といった国々との境界を国内軍と共に警備している。

高度に無人化、ハイテク化されており最低限度の人員でも高い警備体制を実現している。指揮系統は満州特別区行政地区に存在する内務省満州支局国境警備局本部に集約され、満州地域全域の境界線をリアルタイムで監視し、必要に応じて隊員や無人機を派遣する形をとっている。

平時においては1万4000人ほどの人員を擁し、緊急時には2000人ほどの増員が可能な体制となっている。

・国家テロ対策・防護局

政府の重要施設の対テロ防護能力の管理監督を行っている。